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葛城(かつらぎ)は、大日本帝国海軍の初代・葛城型の1番艦、3本マストの汽帆兼用の鉄骨木皮スループ。艦名は、奈良県にある葛城山にちなんで名づけられた。 ==艦歴== 1883年に横須賀造船所(後の横須賀工廠)で起工し、1887年11月4日に竣工、三等艦に定められ、1890年8月23日に第一種と定められた。 初めは巡洋艦と呼称されていた。日清戦争には、僚艦とともに大連・旅順・威海衛攻略作戦等に参加。1897年12月21日より測量任務となり、翌年から1912年にかけて日本近海の水路測量に従事した。 1898年3月21日、三等海防艦に類別された。1900年10月6日、伊豆大島乳ヶ島で座礁し、11月8日から16日まで横須賀造船廠で修理を行った。日露戦争に際しては、長崎港警備に従事した。1912年8月28日、等級改定で三等が廃され二等海防艦に類別変更される。翌年4月1日に除籍され、同年中に売却された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「葛城 (スループ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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